扇風機とサーキュレーターは、電源を入れる時間と切る時間が決まっている。うちの場合、朝の洗濯物を干したタイミングでサーキュレーターを回し、四時間ほどで止める。夜は寝室の扇風機を寝る前に入れて、二時間で切る。
やっていることが毎日同じなのに、毎日手で操作していた。しかも忘れる。夕方に帰ってきてサーキュレーターが回りっぱなしなのを見つけるたび、電気代のことを考えて気分が沈む。
スマートプラグに任せることにしたのは、この「忘れる」を消したかったからだった。タイマー機能つきのスマートプラグは一つ二千円前後から選べる。
使える家電と使えない家電がある
先に注意点を書いておくと、どんな家電でも自動化できるわけではない。スマートプラグは要するに「コンセントの通電を入り切りする装置」なので、家電側が「通電したら動き出す」作りになっていないと使えない。
最近の扇風機はボタン式で、通電しても待機状態になるだけのものが多い。うちの寝室の扇風機がまさにそれで、プラグをつけても勝手には回らなかった。一方、古いダイヤル式のサーキュレーターは、ダイヤルを回した状態のまま通電すると即座に動き出す。
結果として、自動化できたのはサーキュレーターだけだった。扇風機のほうは、赤外線リモコンの信号を学習する別の機器を追加して対応している。
買う前に確認するとよかったと思うのは、家電のプラグの形と、コンセントの間隔だった。スマートプラグは本体に厚みがあるので、二口のコンセントに挿すと隣の口が塞がる。うちは一か所、短い延長コードを噛ませて解決した。
設定したスケジュール
- サーキュレーター:平日7時30分に入、11時30分に切
- 扇風機(寝室):23時に入、翌1時に切
- どちらも外出先からアプリで切れるようにしてある
最後の項目が思いのほか効いた。出かけたあとで「切り忘れたかもしれない」と思ったとき、以前は帰るまで確認できなかった。今はアプリを開けば通電の状態がわかる。実際には切れていることがほとんどなのだが、確認できること自体が気を楽にする。
電気代の話
正直に言うと、扇風機類の消費電力はもともと大きくないので、劇的に安くなったわけではない。効いたのは金額より、切り忘れを気にしなくてよくなったことのほうだった。電気代と時短のバランスについて考えたときにも同じ結論になったのだが、自動化の価値は必ずしも節約額には表れない。
とはいえ、スマートプラグ自体もわずかに電力を使う。台数を増やしすぎると本末転倒になるので、うちは常時稼働のものだけに絞っている。
音声操作と組み合わせるかどうか
スマートスピーカーと連携させれば声でも操作できる。家電を音声操作にしたときの話にも書いたが、自分の場合は時刻が決まっている家電については声すら使わなくなった。決まっているものは黙って動いてくれるほうがいい。
手を出すなら、まず通電で動く家電を一台探すところからだと思う。スマートプラグは一つから試せるので、合わなければ被害も小さい。
本記事にはアフィリエイト広告を含みます。


コメント