冷蔵庫の中身をラベリングしたら食材ロスが減った変化

冷蔵庫の野菜室に整理された食材

気づけば冷蔵庫の奥で野菜がしなびていたり、同じ調味料を重複で買ってしまったり。食材を無駄にしてしまうことが続いたので、マスキングテープと油性ペンで購入日を書いてラベリングする、という単純な方法を試してみました。

ラベリングに慣れてから、中身を見えるようにする仕上げとして冷蔵庫用の収納ケースもあとから足しました。種類ごとに入れ物を分けると、奥に押し込まれる食材がさらに減りました(別の通販サイトの取り扱いページもあります)。

やったことは「日付を書くだけ」

特別な道具は使わず、買い物から帰ったらマスキングテープに購入日を書いて食材に貼るだけ。作り置きのおかずにも同じように日付を書いておくと、冷蔵庫を開けたときに「これは今日中に使い切ろう」と一目で判断できるようになりました。作り置きをやめるという選択をした経験も踏まえて、今は無理のない範囲で在庫管理をするようにしています。

「見える化」で献立を考える手間も減った

日付が見えるようになると、自然と古いものから使う意識が働くようになり、献立を考えるときも「今日はこれを使い切る日」という軸ができました。結果的に、賞味期限切れで捨てる食材がかなり減り、無駄な買い物も減った実感があります。

机に並べた色違いのマスキングテープ

電気圧力鍋との相性も良かった

使い切りたい野菜が半端に余ったときは、電気圧力鍋でまとめて煮込み料理にしてしまうのが我が家の定番になりました。電気圧力鍋でほったらかし自炊が楽になった話もあわせてどうぞ。ラベリングと組み合わせることで、食材を余らせにくい仕組みが少しずつできてきました。

冷凍庫にも同じ方法を応用した

冷蔵庫だけでなく冷凍庫の食材にも日付ラベルを貼るようにしたところ、いつ冷凍したか分からず結局捨ててしまうという失敗がなくなりました。冷凍だからと安心せず、こちらも定期的に見直すきっかけになっています。

色分けでさらに見やすくなった

マスキングテープの色を「今週中に使う」「来週でもいい」で分けるようにしてから、冷蔵庫を開けた瞬間に優先順位が分かるようになりました。家族にも色のルールを共有したことで、自分以外の人が冷蔵庫を開けたときも自然と古いものから使ってくれるようになっています。

買い物リストの精度も上がった

ラベリングを続けるうちに、冷蔵庫の中身を正確に把握できるようになり、買い物前にスマホで在庫を確認する習慣もつきました。同じ調味料を重複して買ってしまうミスがほぼなくなったのも、地味ながら家計にプラスの変化でした。

特別な道具を揃えなくても、日付を書くというひと手間だけで食材ロスをここまで減らせるとは思っていませんでした。

家計簿代わりにもなっている

購入日を記録する習慣がついたことで、どのくらいのペースで何を消費しているかが自然と分かるようになりました。厳密な家計簿はつけられない自分でも、冷蔵庫のラベリングだけで大まかな消費傾向を把握できているのは、想定していなかった副次的なメリットです。

今では冷蔵庫を開けるたびに、ちょっとした達成感を覚えるようになりました。

次は冷凍庫全体のルール化にも挑戦したい

冷蔵庫のラベリングがうまくいったので、次は冷凍庫全体の在庫を一覧化する仕組みも作りたいと考えています。小さな成功体験が、次の家事改善への意欲につながっています。

一段をあえて空けたままにする

中身が見えるようにしたあと、今度は余白のほうを意識するようになった。

空けておくと何に使えるか

買ってきたものを一度置く場所になる

買い物から帰った直後は、どこに入れるか考える余裕がありません。空いた段にまとめて置いてしまえば、とりあえず冷やせます。落ち着いてから並べ替えればよく、扉を開けたまま悩む時間がなくなりました。

早く使い切るものの指定席になる

期限が近いものをこの段に移すようにしたら、奥で忘れられる食材が減りました。以前は「見えていないから使わない」が原因で捨てることが多かったのですが、置き場所を一段決めるだけでかなり変わります。

詰めないほうが冷えるのも理由のひとつ

詰め込むと冷気の通り道がふさがれて、奥のものが冷えにくくなるようです。実際、以前は奥の飲み物だけぬるいことがありましたが、今はそれがなくなりました。ここは体感の話ですが、食材の持ちにも関わっている気がしています。

やってみて難しかったところ

空けておくと決めても、数日でつい何かを置いてしまいます。何度か埋まりかけたので、今は週に一度、買い物に行く前にこの段を空にすることを決めました。決まった日に戻す仕組みがないと、余白は維持できませんでした。

どの段を空けるかで効き方が変わった

最初は下の段を空けていたのですが、かがまないと見えないので結局忘れられました。目線の高さにある真ん中の段に変えたら、扉を開けた瞬間に中身が視界に入るようになり、そこで初めて機能し始めました。

空けておくこと自体より、見える場所を空けることに意味があったようです。同じ理由で、扉側のポケットは空けても効果がありませんでした。あそこは開けるたびに視界の外へ動いてしまいます。

冷凍庫では同じことをしていない

冷凍庫は逆に、すき間なく詰めたほうが安定します。中身どうしが保冷剤の役割をするので、少ないほうが霜がつきやすい印象があります。実際、冷凍庫がすかすかだった時期のほうが、袋の内側に氷がついていました。

同じ冷やす場所でも扱いが違うので、冷蔵室のやり方をそのまま持ち込まないほうがよさそうです。今は冷蔵室は余白を作り、冷凍室は立てて詰める、と分けています。

一段空けて減ったもの

はっきり減ったのは、同じものを二重に買ってくる回数でした。以前は奥に隠れていて見えず、買い物先で「あったかどうか」を思い出せませんでした。余白ができてから中身を把握しやすくなり、この失敗はほとんどなくなっています。

捨てる量も減りましたが、こちらは数えていないので体感です。ただ、期限切れに気づいて慌てる場面が少なくなったのは確かで、冷蔵庫を開けたときの気分が軽くなりました。

空けた段をどう使うかは、家によって変わると思います。うちは買い物の一時置きと期限が近いものの指定席にしましたが、作り置きを冷ますための場所にしている家の話も聞きました。用途を決めずに「とりあえず空けておく」だけだと、数日で埋まってしまいます。何に使う段なのかを先に決めておくほうが、維持しやすいはずです。

ラベルで見えるようにしたあと、残り物が出やすい場所には野菜室を週に一度だけ空にする決め方を足しました。

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