ルームシェアをしていた時期、時短家電を共同で購入・使用することが多かったのだが、それなりにトラブルの芽もあった。今振り返って、気をつけていたことをまとめておきたい。
メンテナンス担当を決めておく
ロボット掃除機のダストボックスや洗濯乾燥機のフィルターなど、定期的な手入れが必要な家電は、誰かが「気づいたらやる」だと結局誰もやらなくなる。曜日ごとの当番を決めておくだけで、この手のトラブルはかなり減った。当番表をキッチンに貼るという原始的な方法だったが、これが一番効果があった。
購入費用の負担割合は最初に明文化
「なんとなく折半」で始めると、退去時の家電の扱いで揉めることがある。誰がいくら出したか、退去時にどちらが引き取るかを、購入時にメモ程度でいいので残しておくと安心だ。金額だけでなく、使用頻度に応じた負担にするかどうかも話し合っておくと後々もめにくい。
壊れたときの対応もあらかじめ相談しておく
共同で使っている家電が故障したとき、修理費や買い替え費用をどう分担するかで気まずくなることがある。事前にざっくりでもルールを決めておくと、いざというときにスムーズだ。うちの場合は「使用年数で負担割合を変える」というルールにしていたが、これが意外と揉めずに済む落とし所だった。
家電をシェアすること自体は生活コストを大きく下げてくれる合理的な選択だと思っている。ただ、お金と手間の話は感覚に頼らず、最初にはっきりさせておくことが結局は一番の時短になると感じている。
共用と専用のラインを引くことも大事だった
すべてを共同購入にするのではなく、個人の好みが強く出る家電はあえて共用にせず、各自で用意するというルールも作った。無理に何でも共有しようとすると、かえって面倒が増える場面もあった。
ルームシェア解消時の引き継ぎもスムーズだった
事前にルールを明文化していたおかげで、いざシェアを解消するときも、家電の引き取り手や費用精算でもめることがなかった。始めるときのひと手間が、終わるときの気まずさを防いでくれる。
今なら違う形でシェアしたいと思うこと
当時はルールを決めるだけで精一杯だったが、いま振り返ると、使った回数を記録しておくくらいのことはできた。次に誰かと家電をシェアする機会があれば、感覚だけに頼らない形にしたい。
お金の話を最初にはっきりさせておくことへの抵抗感さえ乗り越えれば、家電のシェアは、思っていたよりずっと割のいい選択肢になり得ると今でも思っている。
借りる側と貸す側のどちらになっても、先に決めておくことは同じだった。
もう一つ、やっておいてよかったのは「返すときの状態」を先に決めておくことだった。貸し借りでもめるのはたいてい使っている最中ではなく、返す段になってからだ。消耗品を補充して返すのか、そのままでいいのか。掃除はどこまでするのか。この二つを口に出しておくだけで、返却のたびに気を遣う場面がほとんどなくなった。
そもそも所有せずに使うという手もある。費用の考え方は家電のサブスク・レンタルという選択肢で比べてみた。


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