各部屋のゴミ箱に袋をまとめて仕込んでおく工夫

ゴミ袋をセットした室内のゴミ箱

ゴミ袋を取り替えるとき、新しい袋を取りに行く。この動作が家の中に何往復も発生していることに、ある日ふと気づいた。寝室のゴミ箱を空にして、袋を求めてキッチンへ行き、戻ってきてセットする。往復で三十秒くらいだろうか。それが部屋の数だけある。

やったのは単純なことで、各部屋のゴミ箱の底に、あらかじめ袋を数枚敷いておくというだけ。それだけで往復が消えた。

敷き方に少しだけコツがあった

最初は畳んだ袋を底に置いていたのだが、これだとゴミの重みで底に張り付き、取り出すときに一枚ずつ剥がすことになる。結局は手間が場所を移動しただけだった。

今は袋を五枚まとめて重ね、その状態でいちばん外側の一枚だけを広げてゴミ箱にセットしている。使い終わったら外側の一枚を持ち上げて縛るだけで、下の一枚がすでに広がった状態で出てくる。詰め替え作業そのものがなくなった。

ロールタイプの袋を使っている場合は、芯を抜いてゴミ箱の底に直接入れておく方法もある。うちは平たく畳まれたタイプを買っているので、五枚重ねのやり方に落ち着いた。

ゴミ箱の数そのものも一度数え直した。うちはリビング、キッチン、寝室、洗面所、仕事部屋の五か所。以前はもっと少なくて、そのぶん「捨てに行く」という移動が発生していた。ゴミ箱を減らして掃除の手間を減らすという考え方もあるが、自分の場合は捨てる場所が近いほうが散らからなかった。

サイズもばらばらだったのを見直して、洗面所と寝室は小さめに、キッチンだけ大きめにした。袋のサイズを二種類に絞れたので、ストックの管理も単純になった。全部を同じサイズに統一するのが理想的に思えたが、実際には出るゴミの量が場所によって違いすぎて無理があった。

補充のタイミングを決めておく

この方法の弱点は、ストックが切れたことに気づきにくいことだった。底を見ないとわからないので、ある日突然「最後の一枚だった」という状況になる。

  • 補充は資源ゴミの日にまとめてやる
  • 各部屋を回って底の枚数を確認する
  • 三枚を切っていたら足す

週に一度、決まった曜日にこれをやるだけで切れなくなった。所要時間は二分程度。曜日で固定してしまうほうが、残量を気にし続けるより頭を使わない。続いた片付け習慣について書いたときも同じ結論になったのだが、判断を減らす仕組みのほうが自分には合っている。

思わぬ副産物

変化として意外だったのは、ゴミを捨てるまでの心理的なハードルが下がったことだ。以前は「袋がいっぱいだけど、取り替えるのが面倒だから明日でいいか」と先送りしていた。取り替えが一動作で終わるようになってからは、その先送りが起きない。

結果として、部屋に置きっぱなしのゴミが減り、匂いの問題も減った。夏場は特に効果があった。掃除全体をどう軽くするかという話は掃除がめんどくさい人向けのグッズまとめにも書いているが、道具を買う前にできることは案外まだ残っている。

費用はゼロ。買ったものは何もなく、袋の置き場所を変えただけ。こういう変更のほうが、あとから振り返ると生活への影響が大きかったりする。

コメント

タイトルとURLをコピーしました