コードレス掃除機で後悔した6つの点|向かない家と置き場所の決め方

コードレス掃除機で部屋を掃除する様子

紙パック式の掃除機が重くて、クローゼットの奥から出すのが億劫になり、気づけばフローリングワイパーで済ませる日が続いていました。コードレスに買い替えてから掃除の頻度は明らかに上がりましたが、買う前に想像していなかった不満もいくつか出てきています。良かった話だけ書いても参考にならないと思うので、引っかかった順に並べておきます。

先に結論からお伝えすると、今回紹介するのはこちらです。

  • Dyson Digital Slim Origin:軽量スティック掃除機。気軽に取り回せるサイズ感が「出すまでのハードル」を下げてくれる
  • シャークニンジャ:掃除機から調理家電まで扱うブランド。公式ストアは保証延長の条件が用意されている

買い替えが向かない家と、効果が出やすい家

使ってみて分かったのは、コードレスが効くかどうかは製品の性能より家のほうで決まる部分が大きいということでした。

あまり向かないと感じたのは、こういう家です。

  • 週に一度、家中をまとめて一気に掃除する習慣になっている
  • 床面積が広く、一回の掃除で三十分以上かかる
  • 毛足の長いカーペットやラグが床の大半を占めている
  • 充電スタンドを置けるコンセント付きの場所が動線上にない
  • ペットの毛や砂など、吸わせる量が毎回多い

逆に、効果が出やすいのはこういう家でした。

  • 気になったときに数分だけかける、こまめな掃除に切り替えたい
  • フローリング中心で、部屋がいくつかに分かれている
  • 収納場所を出し入れするのが面倒で、掃除機の出番が減っている
  • 玄関やキッチンの近くに、立てかけられる隙間がある
買い替えたコードレススティック掃除機

買ってから後悔した六つの点

掃除の回数が増えたのは事実ですが、その代わりに増えた手間もあります。

連続で使える時間が思ったより短い

強いモードを使うと、あっという間に残量表示が減ります。家中を一度に片付けようとすると途中で止まるので、「部屋ごとに分けて、別の日にもう半分」という掃除の仕方に変わりました。週末にまとめてやりたい人には、この性質はかなり相性が悪いと思います。

ゴミ捨ての回数が増えた

紙パックのように溜めておけないので、ダストカップが小さいぶん頻繁に捨てることになります。ワンタッチで開くタイプなので手は汚れませんが、捨てる瞬間に細かいホコリが舞うのが気になって、結局ゴミ袋の口に深く差し込んでから開ける癖がつきました。

フィルターの手入れが定期的に発生する

吸い込みが落ちてきたと思ったら、たいていフィルターの目詰まりでした。水洗いして完全に乾かすまで使えないので、乾かしている間に掃除したくなると手が止まります。予備をもう一枚持っておけばよかったというのが、今のところ一番の反省点です。

立てかけ収納は倒れることがある

壁に立てかけるだけの置き方にしていた時期は、扉の開け閉めの風や、少し当たっただけで倒れていました。自立するスタンドに変えてからは解決しましたが、スタンドは別売りのことも多いので、本体の価格だけで予算を組んでいると後から追加になります。

吸い残しが出る場所が決まっている

ヘッドが大きいぶん、家具の脚まわりと部屋の隅は毎回少し残ります。隙間用のノズルに付け替えれば届きますが、付け替えるのが面倒で放置しがちでした。結局、隅は週に一度だけノズルを使う日を決めて、普段は気にしないことにしています。

音は静かになったわけではない

軽くなったので静かだろうと勝手に思っていましたが、モードを上げると音は相応に大きいです。夜遅くにかけられるほどではないので、こまめに掃除できるようになった一方で、時間帯の制約は前と変わりませんでした。

フローリングにコードレス掃除機をかけるところ

それでも紙パック式に戻さなかったところ

不満を並べましたが、旧型に戻す気にはなりませんでした。理由は単純で、掃除をする回数そのものが増えたからです。

  • コンセントを挿し直す往復がなくなり、思い立った瞬間に始められる
  • 片手で持てるので、椅子をどかしながら片手でかけられる
  • 玄関の砂や、キッチンの落ちた食材くずを、その場で吸える
  • 布団やソファ用のアタッチメントを付ければ、掃除機の出番が床以外にも広がる

買い替えてから旧型を持ち上げてみたら、想像以上にずっしり重く感じて驚きました。毎日使う道具ほど、数百グラムの差が「出すかどうか」に直結するのだと思います。

買う前に決めておきたい四つのこと

充電スタンドを置く場所を先に決める

私はリビングの隅から玄関近くへ移したところ、使う回数が明らかに増えました。生活動線の上にあるかどうかがすべてで、置き場所が決まらないまま買うと、結局クローゼットに戻ってしまいます。コンセントの位置も一緒に確認しておいてください。

一回の掃除で何分かけるかを数えておく

今の掃除に何分かかっているかが分かれば、必要な連続稼働時間の目安になります。ここを測らずにカタログの数字だけ見ても、自分の家で足りるかは判断できません。

本体の重さを店頭で持ち比べる

持ち上げた瞬間ではなく、腕を伸ばして数十秒保った状態で比べるのがおすすめです。頭上の棚や階段でその姿勢になるので、短時間持っただけでは差が分かりません。

消耗品の入手しやすさを見ておく

フィルターやバッテリーは消耗品です。数年使う前提なら、交換部品が手に入るかどうかは本体の性能と同じくらい効いてきます。ここを見ずに選ぶと、数年後に買い替え以外の選択肢がなくなります。

玄関近くに立てかけたスティック掃除機の充電スタンド

もう一つの選択肢として最後まで比べたブランド

買い替えのときに最後まで候補に残っていたのが、シャークニンジャのスティックタイプでした。掃除機だけでなく調理家電まで手がけているブランドで、公式ストアだと製品登録を条件にメーカー保証を一年延長できる仕組みが用意されています(対象外の商品もあります)。同じモデルでも購入先によって保証の条件が変わることがあるので、価格だけで決めずに購入元も見比べておくと安心だと思います。

私は最終的に取り回しのしやすいサイズ感を優先して別の機種にしましたが、床材や部屋の広さによって最適解は変わります。候補を二つ三つ並べて、自分の家の床と生活動線から逆算して選ぶのが、結局いちばん失敗しにくいと感じています。

よくある疑問

ロボット掃除機があれば要らないですか

役割が違うので、うちでは両方使っています。床全体を自動で回すのはロボット、こぼした直後や家具の上はコードレス、という分担です。どちらか一台に絞るなら、床に物を置かない生活ができているかで決まると思います。

バッテリーはどのくらいで交換になりますか

使い方や機種で大きく変わるので、一概には言えません。ただ交換部品が手に入るかどうかは機種ごとに違うので、買う前に確認しておいたほうがいいです。

紙パック式より吸引力は落ちますか

モードによります。うちの使い方では標準モードで日常の砂やホコリは足りていますが、毛足の長いラグだけは強モードでないと残ります。カーペット中心の家なら、そこは店頭で確かめておきたいところです。

この記事で紹介した商品

  • Dyson Digital Slim Origin:軽量スティック掃除機。気軽に取り回せるサイズ感が「出すまでのハードル」を下げてくれる
  • シャークニンジャ:掃除機から調理家電まで扱うブランド。公式ストアは保証延長の条件が用意されている

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