冷凍ご飯の保存容器を替えたら解凍のムラが減った発見

ご飯を詰めた冷凍用の保存容器を並べたところ

冷凍したご飯を温めると、外側は熱くて中心が冷たい。追加で加熱すると、今度は外側が硬くなる。この繰り返しが毎朝あった。

加熱時間を調整しても解決しなかったので、原因は温め方ではなく容器のほうにあると考えた。実際、専用の保存容器に替えたら、同じ電子レンジ、同じ時間でムラが出なくなった。冷凍ご飯用の保存容器は数百円のものから試せる。

それまで何が悪かったのか

以前はラップに包んで冷凍していた。この方法の問題は形にある。包むときにどうしても中心が厚くなり、ドーム状の塊になる。電子レンジは外側から加熱していくので、厚みのある中心部だけが最後まで残る。

もう一つ、ラップは温めるときに剥がすか、少し開けるかを判断しなければならない。密着したまま温めると水分の逃げ場がなく、べたつく。全部外すと乾く。この加減が毎回違うので、結果も安定しなかった。

容器を替えて変わったこと

使っているのは、底に高さのある突起がついていて、ご飯が浮いた状態で入るタイプのもの。加熱すると容器の底に落ちた水分が蒸気になって全体に回る、という仕組みらしい。

実際の変化を並べるとこうなる。

  • 中心が冷たいまま残ることがなくなった
  • 再加熱の追加十秒が不要になった
  • 蓋に蒸気を逃がす穴があるので、開ける判断がいらない
  • 四角い形で重ねられるため、冷凍室の使い方が整理された

意外に効いたのが最後の項目だった。ラップの塊は形が不定形で、冷凍室の中で転がって隙間ができる。容器にしてから、同じ引き出しに入る量が増えた。冷蔵庫の中身をラベリングした話で書いた食材ロスの問題も、形が揃うと管理しやすくなる。

もっとも、この構造の容器がすべての機種で同じように働くとは限らない。加熱の癖は電子レンジによって違うので、最初の何回かは時間を少しずつ変えて、自分の機種に合う秒数を探す作業がいる。うちの場合は一食分で二分十秒に落ち着いた。

詰め方でも差が出た

容器を替えたうえで、詰め方も変えている。炊きたてを熱いうちに入れ、蓋をして粗熱を取ってから冷凍室へ。冷めてから詰めると水分が飛んでしまい、温め直したときにぱさつく。

それと、押し込まないこと。ぎゅっと詰めると密度が上がって、結局は加熱ムラの原因になる。平らにならす程度でやめておくのがちょうどいい。

一食分の量も決めてしまった。容器のサイズが一定なので、毎回同じ量になる。以前は目分量で包んでいて、多い日と少ない日の差が大きかった。量が揃ったおかげで、加熱時間を毎回同じにできるようになったのも、ムラが減った理由の一つだと思う。

洗う手間は増えたのか

ラップは使い捨てなので、容器にすれば洗い物が増える。ここは覚悟していた。ただ、うちは食洗機に入れているので、体感としての手間はほぼゼロだった。食洗機の予洗いをやめた経緯と同じで、機械に入れるだけの工程は「手間」として数えなくなる。

手洗いの場合は、突起のある底が少し洗いにくい。ここだけは正直に書いておく。ブラシを一本使えば済む範囲ではある。

朝の十秒と、味の安定。食洗機に対応した容器を選べば、増える手間もほとんどない。

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