まな板を複数枚に増やしたら洗い物の順番待ちが消えた効果

キッチンの調理台に並べた複数枚のまな板と包丁

まな板は一枚あれば足りると思っていた。実際、料理そのものは一枚でできる。困っていたのは料理中ではなく、その前後だった。肉を切ったあと野菜を切りたいのに、まな板が塞がっている。洗って、拭いて、それからまた使う。この待ち時間が毎回発生していた。

思い切って三枚体制にしたら、この待ちが丸ごと消えた。薄型のまな板を複数枚セットで買うと単価も抑えられるので、最初の一歩としては入りやすいと思う。

枚数を増やす前に考えていたこと

増やすのをためらっていた理由は二つあった。収納場所と、洗い物が増えるのではないかという心配。

収納については、厚みのある一枚板をやめて薄いタイプに替えたことで解決した。三枚重ねても以前の一枚より薄い。シンク下の扉裏に立てて差し込む形で収まっている。

洗い物の総量は、正直なところ増えた。ただ、増えたのは「洗う枚数」であって「洗う手間」ではなかった。一枚を三回洗うのと三枚を一度に洗うのとでは、後者のほうが動作としてずっと短い。しかも調理の途中で手を止めないので、料理全体が早く終わる。差し引きでは明確に楽になった。

枚数を決めるときは、家族の人数より「一度の調理で切る食材の種類」を数えたほうが実態に合う。うちは二人暮らしだが、平日の夕食でも肉と野菜と薬味くらいは使う。逆に、丼ものや麺類が中心の家であれば二枚で十分だと思う。最初から三枚買わずに、二枚で一週間試してから足すという順番でもよかったかもしれない。

用途で分けるとさらに迷わない

色違いにして、生肉と魚、野菜、パンや果物のように用途を決めた。色で決めておくと、家族が使うときにも説明がいらない。衛生面の理由で分けている人が多いようだが、自分にとっては「今どれを使っていいか考えなくていい」という点のほうが効いている。

三枚のうち一枚はほぼ果物専用

実際に使ってみると、頻度には偏りが出た。野菜用が圧倒的に稼働して、果物用は一日一回あるかどうか。ただ、この一枚があることで「洗剤の匂いが移ったまな板でりんごを切る」という状況がなくなった。使用頻度と満足度は必ずしも比例しない。

乾かす場所だけは工夫が必要だった

唯一の誤算が乾燥スペースだった。三枚を同時に立てかけると、シンク横がまな板で埋まる。ここは吸水マットに替えたときの話と同じ流れで、水切りかごの位置を見直して対応した。壁面に立てて置けるラックを一つ足したら、場所の問題は片付いた。

食洗機に入れられるかどうかも確認しておいたほうがいい。薄型のものは対応していない製品もあり、うちは一枚だけ手洗い専用になっている。食洗機の予洗いをやめた経緯を書いたときにも触れたが、任せられるものを増やしておくほうが結局は続く。

順番待ちがなくなっただけで、平日の夕食の準備が体感で五分は短くなった。食洗機に対応したまな板を選んでおけば、洗う手間そのものも増えずに済む。

本記事にはアフィリエイト広告を含みます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました