在宅で仕事をしていても、集中していると意外とインターホンには気づかない。以前は不在票がポストに入っていることに夜になってから気づき、翌日また再配達を申し込む、という無駄な往復を繰り返していた。それが月に3〜4回はあったので、さすがに限界を感じて宅配ボックスを設置した。
設置前と設置後で何が変わったか
設置前は、荷物が届くたびに作業の手を止めてインターホンに出るか、出られなければ不在票を確認して再配達を依頼する、という2ステップが必要だった。設置後は、置き配指定にしておけば荷物はボックスに入り、通知だけがスマホに届く。作業を中断される回数が明らかに減った。
特に効果を感じたのは、オンライン会議の最中に荷物が届いたときだ。以前ならマイクをミュートにして玄関まで走っていたが、今はそのまま会議を続けられる。地味なようで、この中断がなくなったことの積み重ねは大きい。
使い分けのコツ
宅配ボックスに入りきらない大きな荷物は置き配指定にして、小さい荷物だけボックスを使うようにしている。ダイヤル式の暗証番号を配達員に伝える手間もなく、荷物を受け取るための時間をほぼゼロにできたのが一番の収穫だった。
唯一の懸念は生鮮食品を長時間放置してしまうリスクだが、食品の注文は在宅時間に合わせて届くよう指定することでカバーしている。導入コストは数万円だったが、再配達のために予定を調整するストレスから解放された価値のほうが大きいと感じている。
置き配と宅配ボックスの使い分けで見えてきたこと
導入後しばらくして気づいたのは、通販サイトごとに置き配の指定方法が微妙に違うということだ。最初はうっかり指定を忘れて、久しぶりに不在票をもらってしまったこともある。今ではよく使う3つのサイトについては、アカウント設定の段階で置き配をデフォルトにしておくようにしている。
宅配ボックスのおかげで生活が変わったのは、荷物を「気にしなくていい」という感覚そのものだ。以前は配達予定の通知が来るたびにどこかそわそわしていたが、今は届いた通知を見て、都合のいいタイミングで取りに行くだけで済む。小さな変化だが、日々のストレスの総量はかなり減ったと感じている。
宅配ボックスのサイズ選びで失敗しかけた話
設置前は一番小さいサイズで十分だと思っていたが、ネットスーパーの利用頻度が増えたことで、実際には米袋や飲料水のケースが入らず困る場面が何度かあった。買い替えるほどではないので、今は大きい荷物だけ玄関前の指定場所に置いてもらうようにして運用でカバーしている。次に選ぶ機会があれば、もう一段階大きいサイズにすると思う。
導入コストを迷っている人向けに補足すると、簡易的な後付けタイプなら1万円台からでも十分実用に足りる。マンションの共有部にすでに宅配ボックスがある場合でも、個別に設置するとさらに受け取りやすさが上がることを実感している。
今では宅配ボックスがあることを前提に生活が組み立てられていて、なくてはならない存在になっている。
受け取った後の紙物が散らかる問題のほうは郵便物を一時置きするトレーを一つ決めてから探し物がなくなった仕組みで片をつけた。


コメント