掃除道具を一か所にまとめるのをやめた配置|各階に分けてからの変化

廊下の隅に立てかけたフロアワイパー

掃除道具は一階の収納にまとめて置いてある。それが正しい収納だと思っていた。同じものを二つ買うのは無駄だし、置き場所も一か所のほうが管理しやすい。

ところが、二階の床の埃が気になったときに、一階まで取りに行くかというと行かない。「あとでまとめてやろう」と思って、そのまま忘れる。道具が一か所にあることが、掃除をしない理由になっていた。

フロアワイパーをもう一本買って、二階にも置いた。それだけの話なのだが、掃除の回数がはっきり増えた。

二階のほうは床に直接立て掛けると倒れやすかったので、あとからフローリングワイパー用のスタンドも一つ足した。出し入れのたびに倒れることがなくなった(別の通販サイトの取り扱いページもある)。

取りに行く距離が行動を止めていた

階段の上り下りは往復で三十秒くらいだ。時間としては大したことがない。それでも、埃が目に入った瞬間に道具が手元にあるかどうかで、実行するかしないかが変わる。

今は、洗面所の扉の裏に一本、二階の廊下の隅に一本、立てかけてある。目についたときに三十秒だけかける。まとめて三十分やるより、こちらのほうが床がきれいな時間は長い。

明るい色のフローリング

二本目に選んだもの

同じ製品を買い足すつもりだったのだが、二階用には少し違うものを選んだ。

  • ヘッドが小さいもの(二階は家具の間が狭い)
  • 柄が短めで、立てかけても倒れにくいもの
  • 使い捨てのシートではなく、洗って繰り返し使える布が付くタイプ

三つ目は少し迷った。使い捨てのほうが手軽ではある。ただ、二階は使用頻度が高くなる想定だったので、シートの消費が気になった。実際、二階のものは週に十回近く使っている。使い捨てにしていたら、それなりの量になっていたと思う。

洗って使う布は三枚を回している。使い終わったら洗濯かごに放り込むだけで、他の洗濯物と一緒に回している。専用の洗い方をしなければならないなら続かなかったと思う。

掃除機との使い分け

掃除機は週に二回だけにした。埃と髪の毛はフロアワイパーで足りる。掃除機を出すのは、砂やこぼした食べ物のような、拭くだけでは取れないものが出たときに限っている。

音を出さずに済むのも大きい。夜でも早朝でも使える。掃除がめんどくさい人向けの時短グッズをまとめたときにも書いたが、実行の障害になっているのは労力より、実行できる時間帯の制約だったりする。

置き場所を決めるときに気をつけたのは、扉を開けないと取れない場所を避けることだった。扉が一枚あるだけで、実行率が明らかに落ちる。二階のものは何にも隠さず、廊下の隅にそのまま立てている。生活感は出るが、使う頻度を優先した。

道具を増やすことへの抵抗

ものを減らす方向で考えていたので、同じ道具を二本持つことには最後まで抵抗があった。ただ、置き場所を分散させたことで、結果的に「まとめて掃除するために確保していた時間」がいらなくなっている。

掃除機のほうはロボット掃除機の選び方を考えたときと同じで、床にものが少ない状態を保てるかどうかが前提になる。二本目のフロアワイパーは、その前提を保つための道具という位置づけになった。

二本目の値段は千円台だった。掃除の回数が三倍になったことを考えると、これ以上に効いた買い物は最近ない。

一か所にまとめるのをやめた

各階に置くという考えを推し進めると、部屋ごとの配置にも手が伸びた。

どこに何を置いたか

台所には、油汚れ用と布巾だけ

調理の直後がいちばん汚れが落ちやすいので、その場で手が届くことを優先した。洗剤を取りに行く数歩がなくなっただけで、コンロを拭く回数が増えている。

洗面所には、鏡用のクロスを一枚

歯を磨きながら気になったときに拭けるよう、鏡の下に一枚だけ置いている。道具を選ぶ必要がないよう、あえて一種類にした。

玄関には、フロアワイパーを一本

砂が持ち込まれやすい場所なので、帰宅したときにそのまま使えるようにした。しまい込まず、立てかけたままにしてある。

分散させて困ったこと

どこに何があるか一覧できないので、補充のタイミングを逃しがちだ。詰め替えが切れていることに、使おうとした瞬間に気づく。今は買い置きだけ一か所にまとめて、使うものだけ各所に置く形にしている。

まとめるべきは在庫で、道具そのものは使う場所に置いたほうがよかった、というのが結論だ。

増やしすぎて失敗した時期

分散が良いと分かってから、調子に乗って部屋ごとに一式そろえた時期があった。これは完全に失敗だった。同じ洗剤が三本あると、どれが減っているのか分からず、全部が中途半端に残る。掃除の頻度は上がったのに、管理の手間はそれ以上に増えた。

今は、各場所に置くのは一種類だけと決めている。そこで使うものがはっきり決まっている道具だけを置き、汎用的なものは一か所にまとめる。この線引きに落ち着くまで、二、三か月かかった。

置き方でも変わる

  • 扉の中にしまわない。開ける動作が一つ増えるだけで使わなくなる
  • 立てかけるより掛ける。倒れると片付けが面倒になり、出しっぱなしを嫌う気持ちが勝つ
  • 見た目が気になる場所には、目立たない色のものを選ぶ。隠すより溶け込ませる

三つ目は、出しっぱなしにすることへの抵抗をどう減らすかという話だ。隠せば使わなくなるので、隠さずに済む形を探すほうが結果的に続いた。

分散させる前に決めておくとよかったこと

先に決めておけばよかったと思うのは、補充の担当と頻度だった。置き場所が分かれると、誰かが気づいて補充する仕組みがないと切れたまま放置される。うちは月初にまとめて見回る日を決めて、ようやく回るようになった。

道具を分散させるのは、置き場所の話であると同時に、管理の手間をどこに寄せるかの話でもある。使う手間を減らしたぶん、別のところに手間が移ることは覚悟しておいたほうがよさそうだ。

分散させてから半年ほど経つが、掃除にかかる一回あたりの時間ははっきり短くなった。まとめて三十分かけていたものが、気づいたときに二、三分ずつになっただけとも言える。合計では変わっていないかもしれないが、重い腰を上げる回数が減ったぶん、気分としてはずいぶん楽になった。

この記事で紹介した商品/サービス

本記事にはアフィリエイト広告を含みます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました