電気を消し忘れて家を出るたびに、家族から「またつけっぱなし」と呆れられる。そんな小言から解放されたくて、スマート照明を導入することにした。
取り付け自体は既存の照明器具にスマート電球を差し込むだけで、工事も配線も不要だった。アプリで名前と部屋を登録すれば、外出先からでもオンオフの状態を確認できる。実際に使ってみて気づいたことを、いくつか並べてみる。
外出先から状態を確認できる安心感
これまでは玄関を出たあとに「リビングの電気、消したっけ」と不安になり、引き返すことが月に数回あった。今はスマホでひと目で確認でき、点いていればその場で消せる。外出先から消せるという事実そのものより、確認できて安心する、という心理的な効果のほうが大きいと感じている。
タイマーで自動消灯にできる
就寝時間に合わせて23時に自動消灯する設定にしてからは、そもそも消し忘れという概念自体が発生しなくなった。設定さえ済ませてしまえば、あとは何も意識しなくていいのが一番のメリットだ。
音声操作は思ったより使わなかった
スマートスピーカーと連携させて音声で操作できるようにしたが、実際にはアプリのタイマー任せにすることがほとんどで、声で操作する場面は想定より少なかった。来客時に少し驚かれるくらいの用途になっている。
電球1個あたりの価格は普通のLED電球より高いが、玄関・リビング・寝室の3箇所だけ先にスマート化し、様子を見ながら他の部屋も増やす予定だ。消し忘れのストレスがなくなっただけでも、投資した価値はあったと思っている。
電気代への影響も確認してみた
導入前は常時通信することでの待機電力を心配していたが、実際に測ってみると誤差の範囲に収まっていた。むしろ自動消灯のタイマーのおかげで、無駄な点灯時間そのものが減り、トータルでは電気代が下がった月もあった。
子どもの部屋にも導入を検討したが、成長に合わせて生活リズムが変わりやすい時期なので、まずは大人が使う部屋だけで様子を見ることにしている。設定の手間さえかければ、あとはほったらかしでいいという気楽さが、思っていた以上に性に合っていた。
賃貸でも使えるのが決め手だった
工事不要で電球を差し替えるだけという手軽さは、賃貸住まいの自分にとって大きな魅力だった。退去時も元の電球に戻すだけでよく、原状回復の心配がいらない。スイッチ自体はそのまま常時オンにしておく必要があるので、同居している家族にはその点だけ説明して理解してもらっている。
タイマー以外にも、外出モードをワンタップで設定できる機能があり、旅行中は防犯目的でランダムに点灯・消灯させることもできる。留守中の見せかけの在宅感を演出できるのは、消し忘れ対策とは別の思わぬメリットだった。
今後はキッチンや廊下にも範囲を広げ、家中の消し忘れをゼロに近づけていきたいと思っている。
初期投資はかかるが、電球の寿命自体も長いので、長い目で見ればコストパフォーマンスは悪くないと感じている。
照明以外の家電まで自動化するかどうかの線引きは扇風機とサーキュレーターをスマートプラグに任せた判断に書いてある。


コメント