コンロまわりの油汚れを落とす順番の決め打ち

青い炎がついたガスコンロの五徳まわり

コンロまわりを掃除して、終わったつもりで離れたあとに、天板へ汚れが垂れているのを見つける。そのたびに拭き直していたのだが、原因は洗剤でも道具でもなく、手をつける順番だった。上から下へ、と決めてからはやり直しがほぼ無くなった。

やり直していた頃の順番

以前は目についたところから手をつけていた。だいたいこうなる。

  • いちばん汚れている天板を先に拭く
  • 次に五徳を外して洗う。そのとき下に汚れが落ちる
  • 最後に壁を拭く。垂れた洗剤が天板に落ちる
  • 結局もう一度天板を拭く

書き出してみると当たり前のことなのだが、汚れが目立つところから手をつけたくなるので、気づくまでしばらくかかった。

黒い天板のガスコンロと五徳

今の順番

  1. 五徳と受け皿を外して、つけ置きにする
  2. 壁と、コンロの奥の立ち上がり部分を上から下へ拭く
  3. 天板を拭く
  4. つけ置きしたものを洗って、拭いて戻す
  5. 最後に床を拭く

最初につけ置きを始めるのが効いた。待ち時間のあいだに他が終わるので、全体の時間が短くなる。以前は五徳を最後に洗っていて、こすっても落ちずに時間がかかっていた。

道具は増やさなかった

順番を変えただけで足りたので、道具は増やしていない。使っているのは油汚れ用の洗剤と、布と、古い歯ブラシくらいだ。

洗剤は一本に絞った

以前は場所ごとに使い分けようとして三本置いていたが、選ぶのが面倒で結局一本しか使っていなかった。油汚れに効くものを一本だけ残して、あとは処分した。

布は使い捨てにした

油を拭いた布を洗うのが嫌で、掃除自体が億劫になっていた。今は切った古布か、使い捨てのシートで拭いてそのまま捨てている。洗う工程が消えると、始めるまでの心理的な重さがかなり違う。

歯ブラシは五徳の隅だけ

つけ置きしても落ちない焦げは、細いところに残る。そこだけ歯ブラシで擦る。専用のブラシも試したが、細さでは歯ブラシのほうが都合が良かった。

頻度を決めたら楽になった

溜めてからやると固まって落ちないので、こう分けた。

  • 使った日のうちに、天板だけさっと拭く
  • 週に一度、五徳をつけ置きする
  • 月に一度、壁と奥の立ち上がりまで含めて一通りやる

毎日の一拭きがあるかどうかで、月に一度の作業量がまるで違った。固まる前に落とすほうが、結果的に総時間は短い。同じ理屈で油の後始末も先回りするようにした話は揚げ物をやめきれない家の油の後始末に書いている。

うまくいかなかったこと

試して合わなかったものもある。

  • コンロ用のカバーを敷く方法。掃除は楽になるが、敷いたまま火を使うのが気になってやめた
  • 重曹を使う方法。効く場所もあるが、粉が残って二度拭きが要り、自分には工程が増えた
  • 汚れたその場で毎回全部やる方法。負担が大きく、三日で崩れた

よくある疑問

つけ置きはどのくらい置くか

自分は他の場所を拭いているあいだ、十五分から二十分ほど置いている。長く置いたほうが落ちるが、その間に他の作業を終えられる長さでちょうどいい。放置しすぎて水が冷めると、逆に落ちにくくなった。

換気扇のほうはどうしているか

あちらは別の日にやる。同じ日にまとめると重くなるし、フィルターの扱いも違う。コンロまわりだけで完結させるほうが、腰が上がりやすかった。

焦げつきが固まって落ちない

こすって落とそうとするほど疲れるので、つけ置きの時間を延ばすか、日を改めて二回に分けている。一度で全部落とそうとすると、そこで力尽きて次から取りかからなくなる。掃除をどこまでやるか線を引いた話は掃除の頻度で家族と折り合った落としどころにも書いた。

まとめ

やり直していた原因は、汚れの目立つところから手をつけていたことだった。つけ置きを先に始めて、あとは上から下へ。この二つを決めただけで、同じ場所を二度拭くことが無くなった。道具は増やさず、洗剤は一本、布は使い捨て。毎日の一拭きがあると、月に一度の作業がはっきり軽くなる。

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