洗濯の量が多いと感じていた原因の半分は、タオルだった。
バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオル、キッチンタオル。サイズが四種類あって、それぞれ枚数も違う。畳み方も違う。収納場所も分かれている。二人暮らしなのに、洗濯かごの中身の大半がタオルという日が普通にあった。
バスタオルを全部処分して、フェイスタオルより少し大きい程度のサイズに統一したのが半年前になる。
体を拭けるのか、という不安
最初の懸念はこれだった。小さいタオルで体を拭き切れるのか。結論としては、問題なく拭ける。というより、バスタオルの面積の大半は使わないまま洗濯に回っていた。実際に使っていたのは全体の三分の一くらいの範囲だったのだと思う。
髪の長い家族は一枚では足りないと言うので、二枚使っている。それでも合計の面積はバスタオル一枚より小さい。
変わったのは洗濯機の中だけではなかった
洗濯物の体積が減ったことで、いくつか連鎖的に変わった。
- 洗濯機に余裕ができ、他の衣類と一緒に回せる回数が増えた
- 乾燥時間が短くなり、生乾きになる日が減った
- 物干しスペースが空き、部屋干しでも窮屈でなくなった
- 畳む枚数は増えたが、一枚あたりが軽く、畳む時間はむしろ短い
特に効いたのは乾燥時間だった。厚手のバスタオルは乾くのに時間がかかり、その一枚のせいで洗濯全体の完了が遅れていた。部屋干しの問題を解決してくれたアイテムを試したときにも同じことを感じたのだが、乾かす環境をよくするより、乾きにくいものを減らすほうが効果が早い。
サイズを決めるまでに一度失敗している
実は最初、思い切ってフェイスタオルそのもののサイズに揃えようとして、一度失敗した。顔や手を拭くには十分でも、体を拭くには本当に足りない。三枚使うことになって、かえって枚数が増えた。今の「フェイスタオルより一回り大きい」あたりが、うちにとっての折り合いだった。
厚みも一緒に見直している。ふかふかした厚手のものは触り心地はいいが、乾きにくいという点ではバスタオルと同じ問題を抱えている。薄手で目の詰まったタイプにしたところ、吸水量はほとんど変わらないまま、乾く速さだけが上がった。宿泊施設で使われているタオルが薄いのには理由があったのだと、いまさら納得した。
収納も一段で済むようになった
サイズが揃うと、畳んだときの高さも幅も同じになる。棚の一段にきれいに並ぶので、どこに何があるか探す必要がない。以前はバスタオルだけ別の棚に置いていて、その棚の存在を思い出せずに新しいタオルを買ってしまったこともあった。
枚数の管理も単純になった。同じものが二十枚あるだけなので、何枚使ったか数えなくていい。傷んできたものから順に雑巾に降ろして、同じものを買い足す。この循環が回り出してから、タオル選びで悩む機会が消えた。
畳むこと自体が苦手なら洗濯物を畳みたくない人が試したグッズのほうが早いかもしれない。ただ、量を減らしてから道具を足すほうが、たぶん順番としては正しい。
捨てたバスタオルは全部で八枚。買い直したぶんの出費はあったが、それ以降は洗濯機を回す回数そのものが減っている。半年経った今も、大きいタオルに戻したいとは思っていない。


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