玄関を掃くのに毎回五分かかっていた。靴をどかして、掃いて、また戻すという手順が入るからで、掃除そのものより出し入れのほうが長い。そこで置く数のほうを減らしてみたら、掃除の時間が三分の一になった。
先に使っているものを挙げておくと、下駄箱の中で高さを足せる棚だけだ。
先に結論:出しておく数を人数ぶんに決めた
一人一足、来客用に二足。これだけを外に出して、残りはすべて中へ入れた。数を決めるという一手間だけで、その後の判断が全部なくなる。
減らす前にやったこと
一度全部出して並べた
下駄箱の中身まで含めて並べてみたら、片方しかないものと、二年履いていないものが出てきた。並べるまで気づかなかったのは、奥に入って見えなくなっていたからだった。
履く頻度で三つに分けた
- 週に何度か履くもの。外に出す
- 季節ごとに履くもの。下駄箱の中の取りやすい高さへ
- 一年以上履いていないもの。一度箱にまとめて、半年様子を見る
三つ目の箱は、結局ほとんど開けなかった。半年たってから中身を見直して手放している。手放すかどうかの決め方は使っていない家電と道具を手放す日を決めた棚卸しと同じ考え方でやった。
下駄箱に入りきらないと思っていたが入った
そもそも中に入らないから外に出していたはずだった。ところが高さを足す棚を入れたところ、段の間の空きがかなりあると分かった。靴の高さはものによって違うので、一律の間隔だと上が余る。
棚を足すときに測っておく三つ
- いまの段の高さ。ここが足せるかどうかを決める
- 一番高い靴の高さ。長い靴は一段まるごと使う前提にする
- 扉の内側までの奥行き。奥行きが足りないと扉が閉まらない
掃除の時間がどう変わったか
出ている靴が二足か三足になったので、どかす手間がほぼ消えた。以前は五分ほどかかっていたのが、いまは掃いて拭くまでで二分ほど。回数を増やせるようになったぶん、砂がたまる前に片づく。
なお、床に敷くものについては別で一度やめている。その経緯は玄関マットを置くのをやめてみた結果に書いた。
減らしたあとに戻らないようにする
一度片づけても、半年で元に戻った経験がある。二度目は、増える入口のほうを止めることにした。
- 一足買ったら一足手放す。これを決めてから数が動かなくなった
- 外に出す場所を、物理的に二足ぶんに区切る。置ける数を超えたら分かる
- 季節のものは、使わない時期に中へ入れる日を決めておく
- 履かないと分かったものは、迷わずその日に箱へ入れる
掃除そのものも変えた
靴が減ったぶん、掃くのが簡単になったので、道具のほうも軽くした。ほうきを玄関の中に掛けておくと、気づいたときに手が伸びる。取りに行く距離があると、結局やらない。
砂は玄関の外で止める
外で一度落としてもらうだけで、中に入る量が変わる。声をかけるのではなく、外に落とせる場所を作るほうが続いた。
拭くのは月に一度でよかった
毎回拭こうとして続かなかった。掃くのは気づいたとき、拭くのは月に一度と分けてからは、どちらも止まっていない。
家族の分をどう扱うか
自分のぶんを減らして空いた場所を見せたら、話が早かった。先に説得しようとすると、だいたい揉める。空いた場所を見ると、自分から動く人もいる。
よくある疑問
家族の靴も勝手に減らしていいか
揉めた。自分のぶんだけ先に減らして、空いた場所を見せてから相談するほうが早い。
雨で濡れた靴はどうするか
中に入れると乾かないので、濡れた日だけ外に出す。数を決めていても、この例外は作っておくほうが続く。
下駄箱の匂いは変わったか
詰め込むのをやめてからは気にならなくなった。隙間があるほうが乾く。
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