洗濯機の糸くずフィルターの掃除を、いつも忘れる。気づくのは洗濯物に糸くずがついていたときで、開けてみると中がいっぱいになっている。掃除自体は一分もかからないのに、思い出すきっかけがなかった。そこで忘れないための合図をいくつか作った。
忘れていた頃に起きていたこと
- 黒い服に白い糸くずがついて、粘着テープで取る手間が増えた
- フィルターの中で糸くずが固まって、取り出しにくくなった
- 洗濯槽のにおいが気になり始めた
- 気づいたときにはフィルターの網に汚れがこびりついていた
どれもフィルターを開ければ防げることばかりだった。問題は掃除の手間ではなく、思い出すきっかけのほうにあった。
忘れないために作った合図
洗剤を足す日に一緒に開ける
洗剤のボトルが空になって詰め替えるとき、ついでにフィルターも開けることにした。洗剤は数週間おきに必ず手に取るので、それを合図にすれば忘れない。
フィルターの近くに小さなブラシを置く
洗濯機の横に、使い古しの歯ブラシを一本ぶら下げた。目に入るところに道具があると、開けてみようという気になる。網の汚れもその場でこすり落とせる。
黒い服を洗った日は必ず見る
糸くずが目立つのは濃い色の服を洗ったときだ。黒い服を干すときに糸くずがついていたら、その日のうちに開けるようにした。服の状態を合図にしている。
続けてみて変わったこと
糸くずが服につくことはほとんどなくなった。フィルターの中もたまりきる前に捨てられるので、取り出すときに固まっていない。洗濯槽のにおい対策としては、洗濯槽クリーナーを月に一度のルーティンにした話も書いている。フィルター掃除はそれより頻度の高い、小さな手入れという位置づけだ。
機種によって違うところ
糸くずフィルターの位置や形は、洗濯機によってかなり違う。縦型では洗濯槽の内側にあることが多く、ドラム式では本体の下のほうにある場合もある。掃除の手順は取扱説明書にあるので、一度だけ読んでおくと迷わない。
網が破れていたり、枠が割れていたりしたら、交換用の部品を取り寄せている。型番が分かれば、メーカーの案内から探せる。
合図を一つに絞らなかった理由
最初は「洗剤を足す日」だけを合図にしていたが、それだと間隔があきすぎる週があった。洗剤の減り方は洗濯の量で変わるので、多い週は早く、少ない週はなかなか空にならない。
そこで、時間で決まる合図と、服の状態で決まる合図を組み合わせた。どれか一つに引っかかれば開ける、というゆるい決まりにしておくと、忘れる週がほとんどなくなった。決まりを厳しくしすぎると、一度守れなかっただけで続かなくなるので、引っかかる網を何枚か重ねておくくらいがちょうどよかった。
よくある疑問
どれくらいの頻度で開ければいい?
うちは週に二回くらいだ。洗濯の回数や、タオルのように糸くずが出やすいものを洗う量で変わる。
取った糸くずはどこに捨てる?
濡れたまま捨てると周りが汚れるので、ティッシュに包んでから捨てている。
フィルターを洗剤で洗う必要はある?
普段は水で流してブラシでこするだけにしている。汚れが取れにくいときだけ、台所用の洗剤を少し使う。

