掃除にかかる時間が日によってばらつくのが気になっていました。同じ範囲を同じ道具でやっているのに、30分で終わる日と1時間かかる日がある。原因は道具でも汚れ具合でもなく、動く順番でした。
行ったり来たりに時間を使っていた
時間がかかる日の動きを思い出してみると、部屋を何度も往復していました。洗面所を掃除している途中でリビングのごみが目に入って移動し、戻ってきたら洗剤を取りに行き、また移動する。掃除そのものより移動に時間を使っていたわけです。
気づいたものをその場で片付けるのは一見効率的に見えますが、まとまった掃除の最中にやると集中が切れます。都度対応と、まとめてやる掃除は分けたほうがよさそうでした。
順路を固定した
今は家の中を一方向に回ると決めています。奥から手前、上から下へ。具体的にはこの順です。
- 寝室、次に洗面所と浴室
- キッチン
- リビング
- 最後に玄関、そのままごみを出す
この順にすると、最後に玄関へ着いた時点でごみをまとめて外へ出せます。途中で気づいた別の場所の汚れは、メモに書くだけにして戻りません。一周が終わってから対応すれば十分でした。
道具の置き場所も順路に合わせた
順路を決めたら、道具の位置も自然と決まりました。以前は洗剤類を一箇所にまとめていたのですが、使う場所の近くに分散させたほうが往復が減ります。フロアワイパーを各階に置いた話はこちらの記事に書きましたが、同じ考え方です。
洗剤の数を絞った話は別の記事にありますが、数を減らしたぶん分散させても管理できるようになりました。
結果として、ばらついていた所要時間は35分前後に収まっています。順番を決めただけで、やっている作業自体は何も変えていません。
順路を決めると中断に強くなる
思わぬ効果だったのが、途中で用事が入ったときの立て直しやすさです。以前は中断すると、どこまでやったか分からなくなって最初からやり直すこともありました。今は順路が決まっているので、止まった場所を見れば続きが分かります。
おかげで、まとまった時間が取れない日でも「今日は寝室と洗面所まで」と区切って進められるようになりました。全部やるか何もしないかの二択でなくなったのが大きいです。
上から下へを守ると二度手間が減る
順路の中でもう一つ大事にしているのが、部屋の中では必ず上から下へ進めることです。棚の上を拭いてから床をやる。この順を守らないと、床を掃除したあとにほこりが落ちてきて、もう一度やることになります。
当たり前のようでいて、以前は目についたところから手をつけていたので、この二度手間をかなり発生させていました。順番を決めるというのは、要するにやり直しを減らすことなのだと思います。
一周にかかる時間が読めるようになったので、予定に組み込みやすくなったのも利点でした。35分と分かっていれば、出かける前の空き時間に収まるかどうかが判断できます。
なお、この順路は間取りに合わせて決めたものなので、そのまま誰かの家に当てはまるものではありません。大事なのは順番そのものより、毎回同じ道を通ると決めることのほうだと思います。決まった動きになると、考えながら動く必要がなくなって、その分だけ早く終わります。

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