洗面所の鏡が白く曇っていることに、来客の前日になって気づく。それを何度か繰り返した。気づいたときにはもう落ちにくくなっていて、力を入れて何度もこすることになる。
毎日拭けばいいのは分かっているが、続かなかった。落ちにくくならない範囲でいちばん手を抜ける間隔はどこか、というつもりで試したら、うちの場合は十日前後に落ち着いた。
間隔を変えて試したときの手ごたえ
同じ洗面所で、期間を区切って試した。感覚の話なので数字は出せないが、手間の差ははっきりしていた。
- 毎日拭く:一回三十秒ほどで済む。ただし三週間で続かなくなった
- 一週間ごと:布で拭くだけで落ちる。負担は軽い
- 十日ごと:布だけでほぼ落ちる。たまに洗剤が要る
- 一か月ごと:こすっても残る。専用の洗剤を出す手間が増える
一か月空けたときがいちばん時間がかかった。落とすのに十五分ほどかかったうえ、完全には戻らなかった部分が残った。毎日やる手間の合計より、放置して一度に落とす手間のほうが大きい、という当たり前のことを実際にやって確かめた形になる。
なぜ毎日が続かなかったのか
三十秒で済むのに続かないのが自分でも不思議だったが、理由は道具の置き場所だった。拭くための布を洗面台の下の扉の中にしまっていて、屈んで開けて出す動作が要る。三十秒の作業のために、その前に十秒の動作が挟まる。
いまは鏡のすぐ横に引っかけてある。それで十日ごとがちゃんと回るようになった。掃除の道具をどこに置くかで続き方が変わるのは他の場所でも同じで、掃除用洗剤の数を絞ったときにも同じことを感じた。
十日ごとにやっている手順
- 鏡全体を乾いた布で軽く拭く
- 白く残った部分だけ、水で濡らして絞った布でこする
- それでも残る点だけ、洗剤を少し付けて落とす
- 最後にもう一度乾いた面で拭き上げる
三つ目まで進むのは三回に一回くらいだ。最後の拭き上げを省くと、乾いたときに筋が残る。ここだけは省かないほうが結果がいい。
間隔は家によって変わる
十日という数字はうちの場合でしかない。使う人数と、水を使う回数と、水そのものの質で変わる。試すなら、まず一週間で一度やってみて、布だけで落ちるなら間隔を伸ばす、落ちにくければ縮める、という調整のしかたが分かりやすいと思う。
結局のところ「毎日やる」と決めるより、「落ちにくくなる手前で戻す」と考えたほうが続いた。浴室の壁も同じ発想で回していて、そちらは風呂上がりに壁を水切りする習慣に書いている。場所ごとに、放っておくと硬くなる手前の日数を知っておくと、掃除の予定が立てやすい。
くもり止めを試したときのこと
拭く回数を減らせないかと思って、市販のくもり止めを塗ってみたことがある。結論を言うと、目的が違った。くもり止めは湯気で曇るのを防ぐもので、水垢が付くこと自体は止められない。
しかも塗った膜の上に水滴が残ると、そこが乾いたときに前より目立った。一か月ほどで塗り直しが必要になるので、拭く手間の代わりに塗る手間が増えただけだった。うちではやめて、拭くほうに戻している。
付いてしまったあとに効いたこと
間隔を空けすぎて硬くなってしまった場合は、こするより先に時間を置くほうが結果がよかった。濡らした布を鏡に貼り付けて、十分ほどそのままにしてから拭く。いきなり力を入れるより落ちやすい。
力任せにこすって鏡を傷つけたことが一度あるので、それ以来この方法にしている。傷は元に戻らないうえ、傷の部分に汚れが溜まりやすくなって、余計に手がかかる。急いでいるときほど、置いておく時間を先に作ったほうが早い。
鏡の下にある収納のほうは、洗面台の下の収納を一度全部出して決めた並べ方で一度中身を全部出して整理した。


コメント