床の水拭きを毎日やらないために決めた割り当て

明るい色のフローリングの床

床の水拭きは、やれば気持ちがいいと分かっているのに一番後回しになる作業だった。掃除機をかけるところまでは毎日できるのに、そのあと濡らして拭く工程になると足が止まる。バケツを出して、雑巾を絞って、終わったらそれを洗う。片づけまで含めると三十分近くかかっていた。

毎日やるのをあきらめて、場所ごとに割り当てを決めたら続くようになった。全部の床を一度に拭くという前提を外したのが効いた。

いま使っているのはこれ。

木目のフローリングの床

毎日やろうとして失敗した

最初は一日一回、全室を拭くつもりで始めた。三日でやめた。理由は単純で、時間が読めないからだ。部屋の数だけ手間が増えるので、始める前に「今日は二十分かかる」と分かってしまう。その時点で今日はいいかとなる。

次に週一回にしてみたが、これも続かなかった。一週間分の汚れがたまっていると、シートが早く汚れて何枚も使う。作業自体が重くなって、結局その週をとばす。頻度を下げても解決しなかった。

場所ごとに割り当てた形

いまはこう分けている。全部を同じ頻度で扱わない。

  • キッチンの足元:二日に一度。油が飛ぶので、ここだけは間隔を詰める
  • 洗面所と廊下:週に一度。面積が狭いので二分で終わる
  • リビング:週に一度。掃除機のあとに続けてやる
  • 寝室:月に二度。人の出入りが少ないので汚れが遅い
  • 玄関の内側:気づいたとき。砂が入るので不定期

この配分にしてから、一回あたりの作業が長くても五分になった。五分だと始めるまでの気の重さがほとんどない。合計時間は以前より増えているはずだが、実感としては軽くなった。

どこから拭くかを固定した

場所ごとに頻度を分けると、今日どこをやるかを毎回考えることになる。これが地味な負担だったので、曜日に紐づけた。月曜は洗面所、木曜はリビング、といった形。考えずに手が動く。

部屋の中での進む向きも決めてある。奥から手前へ、出口に向かって拭く。戻る動きがなくなると時間が安定する。同じ考え方で掃除機の順路を固定した話は掃除の所要時間がばらつかなくなった順路に書いた。

道具を置く場所で頻度が変わった

ワイパーを納戸にしまっていた頃と、各階に一本ずつ置くようになってからで、実行回数が明らかに変わった。取りに行く距離がそのまま手間として効く。各階に分けた経緯は掃除道具を一か所にまとめるのをやめた配置にまとめてある。

シートも同じで、ワイパーを立てているすぐ横に袋ごと置いている。以前は棚の上にしまっていて、それを取るために踏み台を出していた。道具に手が届くまでの工程が一つでも入ると、やらない理由になる。

使い捨てにして変わったこと

雑巾をやめたのは、絞る工程と洗う工程が嫌だったからだ。使い捨てにしたら、始めるまでが十秒になった。

  • 準備:バケツに水を張る → シートを一枚出す
  • 後片づけ:雑巾を洗って干す → そのまま捨てる
  • 一回の枚数:一枚で足りる。汚れがひどいときだけ二枚

欠点はコストで、毎回買い足しが必要になる。ただ雑巾を洗うための水と洗剤、それを干す場所を含めて考えると、差はそれほど大きくないと判断した。ここは考え方が分かれるところだと思う。

よくある疑問

水拭きしていい床かどうか

これは最初に確かめた。無垢材や表面の加工によっては、水分を含ませると傷む場合がある。うちは一般的な複合フローリングなので問題なかったが、材質が分からないうちは端の目立たないところで試したほうがいい。

掃除機の前か後か

後にしている。先に水拭きすると、髪やホコリが濡れて床に張りつく。乾いたゴミを取ってから拭くほうが、シートの汚れ方も穏やかだった。

乾くまで歩けないのが不便ではないか

面積が小さいので五分ほどで乾く。それでも気になるので、出かける直前か寝る前にやることにした。乾く時間を待つ必要がない時間帯を選ぶだけで、不便は消えた。

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結局のところ、続かなかった原因は頻度ではなく一回の重さだった。全部やろうとするのをやめて、場所ごとに割り当てを決めただけで、後回しにする回数が減った。

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