食洗機の予洗いをやめてみたら想像以上に時短だった件

食器を洗って片付けている様子

食洗機を使っているのに、なぜか予洗いだけは律儀に続けていた。汚れが気になって手を抜けなかったからだが、あるとき「これって食洗機を使う意味、半分くらい消えてないか」と気づき、思い切って予洗いをやめてみることにした。

予洗いをやめる前に替えたのは洗剤のほうで、粉末タイプに変えてから規定量の調整がしやすくなった。使っているのは食洗機専用の粉末洗剤で、詰め替えの容量が大きいものを選んでいる(別の通販サイトの取り扱いページもある)。

予洗いをやめてどうなったか

予洗いなしでどこまできれいになるのか

結論から言うと、茶碗や皿にこびりついた米粒程度なら、予洗いなしでも十分きれいになった。洗剤の量を規定量よりやや多めにし、水量設定を「強め」に変えただけで、仕上がりに大きな違いは感じなかった。むしろ予洗いで軽くこすっていた分、手荒れが減ったのは思わぬ副産物だった。

予洗いが必要だったケースもある

すべての食器で予洗い不要というわけではなかった。カレーやミートソースなど油分の多い汚れは、皿の上で固まってしまうと食洗機だけでは落としきれず、軽く水で流す程度の下処理は今も続けている。完全に予洗いゼロというより、必要なものだけ選んで下処理する形に落ち着いた。

結果的に何分縮んだか

以前は洗い物のたびに予洗いに3〜5分、食洗機のセットに1分ほどかけていた。今はセットの1分だけで済むことが多く、1日3回の食事で考えると、1日あたり10分前後の短縮になった。年間で換算すると60時間ほど、まとまった自由時間が生まれた計算になる。

予洗いをやめることに最初は抵抗があったが、思い込みを一つ手放しただけで、これだけの時間が浮くとは思っていなかった。

予洗いをやめてよかった皿と、やめなかった皿

全部をそのまま入れているわけではない。半年ほど試して、手を加えずに入れるものと、ひと手間だけ残すものがはっきり分かれた。

  • そのまま入れる:汁物の椀、ご飯茶碗、炒め物の皿、コップ類
  • 固形物だけ捨てる:麺類の丼、サラダのボウル
  • 軽く流す:カレーやグラタンなど、こびりついて乾いたもの
  • 手洗いのまま:油を大量に吸った鍋、焦げ付いたフライパン

分かれ目は「乾いて固まっているかどうか」だった。食べ終わってすぐ入れるぶんには、ほとんど何もしなくていい。逆に一晩放置した皿は、予洗いというより先に水を張っておくほうが効く。つまり予洗いが必要かどうかは、汚れの種類より放置した時間で決まっていた。

やめるにあたって変えた設定

洗剤は分解力のほうを見るようになった

予洗いをやめると、こすって落としていたぶんを洗剤側に任せることになる。それまでは香りと値段で選んでいたが、酵素が入っているかどうかを見て選び直した。パッケージの表示だけでは差が分かりにくいので、同じ献立が続いた週に一箱ずつ試して、卵の付いた皿がどう残るかで比べた。

庫内の温度を上げるコースに変えた

もう一つ変えたのが運転コースで、標準から高温のコースに切り替えた。油汚れの落ち具合が安定したのはこちらの効果が大きいと思う。運転時間は十分ほど伸びたが、回している間は台所を離れているので、待ち時間が増えた実感はない。

逆に言えば、予洗いをやめてうまくいかなかった人は、洗剤か温度のどちらかを据え置きにしているのかもしれない。三つを別々に考えず、ひとつの組み合わせとして替えたほうが早かった。

家族が納得するまでにやったこと

手を抜いているように見えるのが問題で、「予洗いしないと汚い気がする」という反応が最初に返ってきた。口で説明しても押し切る形になるので、洗い上がりを一度そのまま見せた。同じ献立の皿を、予洗いしたものとしないものに分けて回し、取り出したところを見てもらう形にした。

差が分からないと自分の目で確かめてからは、誰も気にせず直接入れてくれるようになった。むしろ「これは軽く流したほうがいい皿」の共通認識ができたぶん、片付けの手が止まらなくなった。

浮いた十分を何に回したか

一日十分という数字は小さく見えるが、効いたのは長さより時間帯だった。浮いたのが食後すぐの十分で、そこが空いたおかげで座る前に片付けが終わる。以前は「あとでやろう」と一度座ってしまい、結局夜に洗っていた。

今はその十分を、翌日の米を研いでおく時間に使うことが多い。読書やストレッチに回せた日もあるが、実際はもう一つの家事を前借りするのに消えている。それでも夜に洗い物が残っていないだけで、寝る前の気分はだいぶ違う。

入れられない食器をどこまで減らしたかは食洗機に入れられない物を減らしていったときの妥協点に書いた。手洗いに回すぶんが残る以上、スポンジのほうも見直すことになり、使い捨てに変えてからの手応えは食器用スポンジを使い捨てにした工夫にある。

キッチンに組み込まれた食洗機の扉を開けたところ

よくある疑問

残菜フィルターの掃除は増えないのか

増える。予洗いで流していたものが庫内に来るので、フィルターに溜まる量は明らかに多くなった。ただ、フィルターは週に一度まとめて洗えば足りるので、毎食三分ずつ使うより手数としては軽い。溜まったものを都度つまみ出すのが嫌なら、固形物だけ捨ててから入れる形に落ち着くと思う。

ご飯粒が乾いていても大丈夫か

茶碗の内側に張り付いた程度なら残らなかった。ただし、一晩置いて完全に乾ききったものは残ることがある。その場合も予洗いではなく、水を張って十分ほど置いてから入れるほうが手が濡れずに済む。こするより待つほうが楽だった。

水道代や電気代は増えたのか

水量を強めにして温度も上げたので増えていそうだが、請求額で読み取れるほどの変化は出ていない。予洗いに使っていた水道が減ったぶんと相殺されているのかもしれない。うちは同じ時期に他の家電も入れ替えているので、この一件だけを切り出して比べられていないのが正直なところだ。

この記事で使っているもの

あわせて読みたい

本記事にはアフィリエイト広告を含みます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました