冷蔵庫の扉のポケットが、いつもいっぱいだった。調味料、使いかけのチューブ、飲み物、なぜか入れたままの小袋のたれ。扉を開けるたびに瓶がぶつかる音がして、奥の物を取ろうとすると手前の物が落ちそうになる。中身を半分に減らしたら、扉の開け閉めが楽になった。
ポケットに入っていたもの
- 賞味期限の切れた調味料が三本
- 同じ種類のドレッシングの使いかけが二本
- 弁当や総菜についてきた小袋のたれやからし
- 使った記憶のないスパイスのチューブ
全部出して並べると、使っていない物のほうが多かった。扉のポケットは目に入りやすいのに、奥まで見ないので古い物がたまる。
半分にしたときの残し方
毎日使う物だけ残す
週に三回以上使う物を残した。しょうゆ、マヨネーズ、ケチャップ、牛乳など。週に一回しか使わない物は、冷蔵庫の中の棚に移した。
同じ種類は一本にする
ドレッシングは一本だけ置くことにした。使い切ってから次を開ける。二本並べると、どちらも中途半端に残る。
小袋は保存しない
総菜についてくる小袋のたれは、その日に使わなければ捨てることにした。とっておいても、結局使わずに期限が切れていた。
減らして変わったこと
扉を開けたときに、何があるか一目で分かるようになった。瓶同士がぶつかる音もしない。冷蔵庫の中身を見えるようにする工夫は冷蔵庫の中身をラベリングした話でも書いたが、扉のポケットは見落としがちな場所だった。
冷蔵庫の上に物を置かなくなった話は冷蔵庫の上に物を置くのをやめた記録にある。冷蔵庫まわりは、少しずつ物を減らすたびに掃除も楽になっている。
戻ってきそうになったときの決まり
しばらくすると、また物が増え始めた。新しい調味料を買うたびに、つい扉に入れてしまう。今は「新しい物を扉に入れるなら、一本出す」と決めている。出した物は中の棚に移すか、使い切るか、捨てるかを選ぶ。
月に一度、扉のポケットだけ全部出して拭く日もつくった。全部出すので、期限の切れた物もそのときに見つかる。拭く手間も、物が少ないので数分で終わる。
扉ポケットに向かない物
扉は開け閉めのたびに揺れるうえ、温度も庫内より変わりやすい。卵や傷みやすい物は、扉ではなく庫内の奥に置くようにした。扉に置くのは、頻繁に出し入れして、多少温度が動いても困らない物に限っている。
減らす前にやっておいてよかったこと
全部出す前に、扉のポケットの写真を一枚撮っておいた。あとで見返すと、どれだけ詰め込んでいたかがよく分かり、元に戻りそうなときの歯止めになる。
出した物を「毎日使う」「ときどき使う」「使っていない」の三つに分けて床に並べたのも効いた。目で見て分けると、迷う時間が短い。使っていない物の山がいちばん大きかったのは、少し恥ずかしかった。
よくある疑問
中の棚に移した物は忘れない?
同じ棚の決まった場所にまとめているので、探せばすぐ見つかる。使う頻度が低いぶん、多少探す時間がかかっても困らなかった。
飲み物はどこに置く?
毎日飲むお茶だけ扉に置いている。ペットボトルのまとめ買いは、扉ではなく庫内の下段に入れた。
家族が勝手に入れるのは?
扉の内側に「ここは毎日使う物だけ」と小さく貼った。完全には守られないが、増え方はゆるやかになった。

