衣類の毛玉を取る道具を一つに決めた経緯

引き出しのなかに畳んで重ねたニットの衣類

冬物を出すたびに、袖と脇のあたりに毛玉ができている。気になって何度か道具を買い足した結果、引き出しに三種類たまっていた。全部を使い分ける気力はないので、ひと冬かけて一つに絞ることにした。結果としては電動のものだけが残り、あとは処分した。

編み目の見えるニットの生地

持っていた三種類

はさみのような形の道具

刃で毛玉を切るもの。細かいところに届くのは良かったが、一つずつ処理するので枚数が増えると終わらない。ニット一枚に三十分かけたところで、これは自分には向かないと分かった。今も残しているが、使うのは襟の縁など狭い場所だけになった。

生地にあてて滑らせるブラシ

毛玉を切るのではなく、絡んだ繊維を起こして整えるもの。傷めにくいのが利点で、高い服にはこれを使っていた。ただ、すでに固く丸まった毛玉は取れない。予防には向くが、できてしまったものには効かなかった。

電動のもの

刃が回って毛玉を吸い込みながら削る形。結局これが残った。ニット一枚が数分で終わるので、面倒に感じる前に片付く。時間がかからないことが、続くかどうかをほぼ決めていた。

生地を傷めた失敗

電動に一本化するまでに、一枚駄目にしている。薄手のニットを平らな床に置かずに、手で持ったまま当ててしまった。生地が刃に引き込まれて、穴が開いた。

それ以来、次のことを守っている。

  • 必ず平らなところに広げる。テーブルの上か、床に厚紙を敷く
  • 生地を引っ張らない。張ろうとするほど巻き込まれやすい
  • 刃と生地の間隔を調整できる機種なら、いちばん浅い設定から試す
  • 薄手のものは、目立たない裾の内側で一度試してから全体にかける

四つ目は、やっておけば穴を開けずに済んだと思う。数秒で確かめられることを面倒がった結果だった。

使わなくなった道具の共通点

処分したものを振り返ると、共通点があった。

  • 一枚あたりにかかる時間が長い
  • 使う前に準備が要る。台を出す、電池を入れる、といった一手間
  • しまう場所が作業する場所から遠い

三つ目が思ったより大きかった。洗面所で作業するのに、道具が寝室の引き出しにあると、取りに行く時点で気が削がれる。今は洗濯機の上の棚に置いて、洗濯物を畳む流れのなかで手が届くようにした。衣類まわりの道具の置き場所については衣類スチーマーで困った場面のほうでも触れている。

いつやるかを決めた

道具が決まっても、やる機会が決まっていないと溜まる。今は「しまう前」と決めている。

  1. 洗って乾かしたあと、畳む前に広げた状態で見る
  2. 毛玉が目についたものだけその場でかける
  3. 全部を点検しようとはしない

三番目が続けるコツだった。全点検にすると一時間仕事になって、そのうちやらなくなる。目についたものだけ、で十分だった。

よくある疑問

毛玉ができにくい服を選ぶほうが早いのでは

それはそのとおりだと思う。ただ、手持ちの服を全部入れ替えるわけにもいかないので、今あるものへの対処は別に要る。買うときに素材を見るようになったのは確かで、そこは少しずつ変えている。

電動のものは音が大きくないか

それなりに鳴る。夜中にやるものではない。自分は洗濯物を畳む時間帯に合わせているので、いまのところ困っていない。

削りかすはどうするか

本体に容器が付いていて溜まる。数枚ごとに捨てないと、詰まって切れ味が落ちる。ここを面倒がると結局使わなくなるので、ゴミ箱の近くで作業するようにした。作業する場所と道具の距離を詰める話は掃除の所要時間がばらつかなくなった順路にも書いた。

まとめ

三種類持っていた道具のうち、残ったのは電動のものだけだった。決め手は仕上がりよりも、一枚あたりの時間が短いことと、置き場所が作業する場所に近いこと。生地を傷めたのは平らに広げなかったせいなので、そこだけは守っている。しまう前に目についたものだけ、という運用にしてから続いている。

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