冷凍庫の中身を紙に書き出してみた効き目

白紙のノートとペン。冷凍庫の中身を書き出して在庫を把握する場面

冷凍庫の奥から、いつ入れたか分からない肉が出てきた。袋に何も書いていないので、鶏なのか豚なのかも分からない。捨てるしかなかった。そういうことが年に何度かあって、さすがに一度中身を把握しようと思った。

やったのは、全部出して紙に書き出すだけだ。アプリも試したが、うちでは紙のほうが続いた。

全部出して分かったこと

床に並べてみると、思っていたより多かった。

  • 同じ食材が三袋あった。買い足したことを忘れて、また買っていた
  • 中身が分からない袋が四つあった。全部処分した
  • 市販の冷凍食品が、思っていたより場所を取っていた
  • 下ごしらえして冷凍したものは、すぐに使い道が分かった

四つ目が意外だった。自分で下ごしらえして入れたものは、袋の見た目で何か分かるし、いつ入れたかも覚えている。分からなくなるのは、買ったまま袋ごと放り込んだもののほうだった。買ってきたものをそのまま入れず、下ごしらえしてから入れる習慣が、結果として在庫の分かりやすさにもつながっていた。どこまで持つかを決めておく考え方は日用品の買い置きをどこまで持つかのほうにも書いている。

紙に書いて扉に貼っている

書き出した紙は、冷凍庫の扉に貼った。形は単純で、品名と入れた日だけを一行ずつ書いている。使ったら線を引いて消す。

最初は数量も書いていたが、二週間でやめた。使うたびに数字を直すのが面倒で、そこで止まってしまう。線を引いて消すだけなら片手で終わる。

アプリが続かなかった理由

在庫を管理するアプリも一か月ほど使った。機能としては紙より上で、期限が近いものを教えてくれる。それでもやめたのは、冷凍庫の前で手が濡れているからだった。

取り出すときはたいてい料理の途中で、手が濡れているか汚れている。その状態で端末を触りたくない。結果、後で入力しようと思って忘れる。紙なら、鉛筆で線を引くだけなので濡れた手でもできる。

三か月続けてみた効き目

いちばんはっきりしたのは、同じものを買わなくなったことだ。買い物の前に扉の紙を見るだけで、何があるか分かる。中身が分からない袋も、書き出してからは出ていない。

思っていなかった効き目もあった。献立を考える時間が短くなった。紙を見ると「使いかけのものが二つある」と分かるので、そこから決められる。冷蔵庫のほうも同じ考え方で一段を空けるようにしていて、これは冷凍ご飯の保存容器を替えた話と合わせて、庫内を見渡せる状態にしておくことの効き目だと思っている。

逆に、増えた手間もある。紙が一枚増えるので、書き終わった古い紙を捨てる作業が月に一度発生する。これは今のところ許容している。

書き出す日をいつにするか

最初は月初にやると決めていたが、続かなかった。月初は仕事が立て込むことが多く、後回しにしているうちに月半ばになる。

いまは、まとめ買いをした日の翌日と決めている。買ったものを入れる作業が発生するので、そのついでに全体を見渡せる。日付で決めるより、既にやっている作業にくっつけるほうが確実に回った。

入れる前に分けておくと後が楽になる

書き出す作業そのものより効いたのは、入れる前のひと手間だった。買ってきた肉をそのまま入れるのをやめて、一回分ずつに分けてから入れるようにした。

  • 一回分ずつ分けると、使いかけが出ない
  • 薄く平らにすると、重ねられるので場所を取らない
  • 袋に日付と中身を書くので、分からない袋が生まれない

手間としては買い物のあとに十分ほど増える。それでも、使いかけを戻すときの迷いがなくなったぶん、結果としては短くなったと感じている。書き出す紙のほうも、一回分ずつ入っていれば数を数えるのが簡単になった。

冷凍庫の次に見直したのは、冷蔵庫の扉ポケットだった。入れる物を半分にした残し方は扉ポケットの中身を半分にした話にまとめた。

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